【公式無料動画】古畑任三郎の配信を1話からフルで全話視聴する方法｜SMAP・イチロー・出演キャスト・あらすじ感想

古畑任三郎は日本のミステリードラマの名作中の名作です。このドラマは1話完結型で最初に犯人が分かりつつ、どういうトリックで殺人が行われたのかを推理していくドラマで、アメリカの刑事コロンボのストーリー展開の方式を取っています。
しかし単なる刑事コロンボの真似事のドラマではなく、古畑任三郎という一つの確固たる形を持った素晴らしいドラマ作品です。
まず何よりも素晴らしいのが主人公古畑任三郎を演じる田村正和さんの演技。あの特徴的なキャラクターはとても印象的で、かなりクセのある人物でありながら可愛らしい一面もあり、多くの視聴者から愛された大人気のドラマキャラクターだと思います。
そして犯人役となる毎回の出演者も豪華で、壮々たる俳優陣だけでなく、あのメジャーリーガーのイチローや、人気絶頂のSMAPが出演するなど、凄く話題にもなりましたし、彼らの演技も素晴らしくてとても面白かったです。特にイチローが出演した時は、その演技の上手さに驚きました。
ミステリーのシナリオも毎回見事な内容で、三谷幸喜さん脚本のコミカルな雰囲気もあり、展開もとても分かりやすくて見やすいドラマです。トリックを解き明かす直前のCM前に古畑がヒントだけ残して「古畑任三郎でした。」という毎回のセリフは今も耳に残っていますし、あのセリフの後のCMの間に家族でトリックを考えるのも楽しい時間でした。ドラマ好きで見ていない人は必見の作品です。

刑事物のドラマとしては最高傑作だと思っている作品です。ユーモアが利いた場面も多数あり早く次が観たくなるという麻薬性があるドラマでした。
個人的に印象に残ったのはイチローが本人役として出演したスペシャルです。当時はまさかイチローが古畑任三郎の犯人役として出るのかと結構ざわついたのを覚えています。
初めてドラマに出た筈なのに結構上手い演技をするイチローには驚かされました。古畑任三郎を演じる田村正和とイチローのキャッチボールというのがやたらと絵になる映像でした。
鈴木保奈美が犯人役のり子・ケンドールを演じたニューヨークの出来事というのもいつもとは違うパターンのストーリーで印象的でした。ニューヨークのバスで偶然出会ったのり子が自分がやってのけた完全犯罪を友達が起こした事件だとウソをつき古畑に語るという展開です。そして話を聞いた古畑が推理していくんですが独特な雰囲気が思い出されます。鈴木保奈美と田村正和の対決というのは凄くオーラが感じ取れるツーショットでした。
イチローと鈴木保奈美編を挙げましたがそれ以外の回も本当にハズレがなくて面白かったです。推理的に気に入っているのは石黒賢が犯人の殺人公開放送です。これは簡単すぎず難し過ぎずという意味でベストなトリックでした。

「古畑任三郎」は、推理ドラマの概念を確立させたような素晴らしい内容のドラマです。その後、放送されている推理モノや、刑事モノに影響を与えている感じがしますね。
なんといっても、古畑任三郎を演じる田村正和さんの癖の強い演技が最高すぎました。考える仕草の独特の動作や、助手の今泉を呼ぶときの「今泉君」という言い方は、誰もが真似したと思います。
どこかコミカルに見えますが、田村正和さんが全力でこなしている感じが良かったです。そして、卓越した推理力と巧みな話術で犯人を追い詰める感じが最高でした。
最初から確実に、疑ってはいますが、それを相手に悟られないように自然体で近づいて、相手の気が緩んできたところで、機会を見て一気に追い詰める感じが、緊張感もあり、痛快な感じがして、面白かったと思います。
そしてそのために、色々と検証などをしてトリックを見破ろうとしますが、その度に西村雅彦さん演じる今泉に無理難題を言うので、かわいそうになりますが面白かったです。
西村雅彦さんのイメージを決めているので、その後この役柄と性格が違う役を見ると違和感を覚えるほどでした。また、犯人役として毎回豪華なゲストが登場するのも、見所だと思います。

普通の刑事物のような、犯人が誰なのかを推理するようなドラマと違って、最初に犯人が犯行を実行しているシーンから入るのが特徴になり、非常に趣向を凝らした殺人事件を古畑任三郎がどのようにして犯人特定するのかが、楽しいドラマです。
毎回、犯人役のゲストが豪華なのも見どころの一つで、明石家さんまさんや木村拓哉さんみたいに、犯行っぽくない方々も多く出演されていたのも、面白い点になってます。
ただ、いずれにしましても古畑任三郎役の田村正和さんの独特の演技に勝るものはなく、話し方であったり、歩き方を含めた動作に、おでこに手を当てて考えてるシーンなんかも、良くお笑い芸人がモノマネをするくらい有名なキャラです。
また、古畑任三郎のキャラを引き立たせるのが、今泉慎太郎役の西村雅彦さんで、若干気持ち悪いザコキャラ感が癖になってしまい。古畑任三郎との掛け合いがなんとも言えない独特の世界観を作り出していて、刑事ドラマでありながら、他になかなかないようなコメディを展開しています。
中でも、余計なことを言った今泉に古畑がデコをバシッと叩くのは、いつも笑えました。あと、この作品は、一話完結なので、その点も見やすい要因と言えます。

まず、最初のオープニングからワクワクさせられます。主演の田村正和さんが暗い背景をバッグにおしゃべりを少しするところから面白いです。そしてダイナミックなオープニングテーマ曲が流れ、毎回かっこいいなと思います。誰が作曲したのか調べてしまいました。
ドラマは一話完結が多く、毎回ゲストが犯人で、冒頭のシーンがその肝心な犯行シーンから始まるので、犯人の推理をするのではなく、古畑任三郎がどう犯人を追い詰めていくのかが楽しみなのです。お決まりのパターンなのですが、ゲストは俳優はもちろん、歌手やお笑いの方も多く、その演技を見るのも楽しみです。みなさん演技がすばらしいのです。
ドラマの中では随所にクスリと笑ってしまう場面が多く、それが渋いイメージの強い田村正和さんがコミカルに演じているのが良くて、再放送すると必ず録画して何度も同じものを見てしまいます。
気に入っているのは、スマップが5人で殺人を犯し、古畑任三郎が解決するの回があったのですが、別の回で「スマップの事件、解決したの私なんですよ」と自慢げに古畑さんが話すところです。実在するグループの名前をそのまま使うところなど、面白いなと思います。
古畑さんは意外とミーハーで、テレビ番組にとても詳しいです。現職の刑事さんなのに、クイズ番組に出場する回もあり、何回見ても笑えます。
毎回事件現場に、自転車で現れる古畑さんが素敵です。
殺人事件のドラマなのに暗くならず、それでも決して冒涜するようなところもなく、実は丁寧に作られているドラマだと思います。